今週末の札幌競馬場で行われる重賞「札幌記念」について、データ面から検証してみた。
GⅡの中で最高賞金額が設定されている札幌記念は、2005年以降は2014年を除いて毎年4番人気以下の馬が連対している。
過去10回で3歳馬は10頭が参戦しているものの、連対したのは同年のクラシックを制していた牝馬2頭だけとなっている。また、4~6歳馬が3勝ずつ挙げている点や、6歳馬は2着がゼロとなっている点、7歳以上の馬は優勝がゼロという点は覚えて居た方が良い。
過去10回の単勝人気別成績を調べると、単勝1番人気馬は連対率が70.0%で、3着内率が80.0%と好成績を残している。しかし、単勝オッズ別の成績で見ると、「1.9倍以下」の支持を受けた4頭が全て2着に敗れている点は気になるところだ。そして特徴的なのが、3番人気馬と「4.0~6.9倍」の馬が2着以内に入っておらず、それとは対照的に5番人気馬と「10.0~19.9倍」の馬の優勝が多くなっている点だ。
過去10回の出走馬の前走の着順と単勝人気を調べると、前走で「1着」だった馬が未勝利。また、「4、5着」だった馬も苦戦している。さらに、前走の単勝人気別成績では2番人気だった馬が不振。
過去10回の札幌記念では、「過去4走でハンデ戦に2回以上出走していた」という馬が、2012年と2014年を除いて“1頭ずつ”連対している。
過去3年の札幌記念では、「4走前までに単勝5番人気で3着以内に入っていた」という馬が優勝している。
今回はマカヒキ、モズカッチャン、ネオリアリズムのG1馬 3頭が出走予定している。
人気になりそうな馬は当然上記マカヒキ、ネオリアリズム、モズカッチャンだろう。
他にはどんな伏兵馬が台頭して来るかだ。
「出走有力馬情報等」
函館芝で5F62秒7-35秒5-12秒1(馬なり)。
長めから意欲的に運んで、最後までしっかりと伸びた。中間の気配も良く、仕上がりは上々だ。
函館芝で5F66秒9-37秒3-12秒0(馬なり)。
クラシコ(6歳1000万下)に1馬身半先着。大きなストライドで力強く駆け、仕上がりの良さをアピールした。
モズカッチャン
函館芝で5F61秒8-35秒0-12秒2(強め)。
キビキビと活気十分のフットワークで駆け抜けた。中間の乗り込みも順調で、仕上がりは良好だ。
サクラアンプルール
函館Wで5F68秒9-39秒9-12秒5(一杯)。
テンからスムーズに折り合い、ラストは上々の伸びを見せた。出来は高いレベルで安定している。
サングレーザー
札幌芝で6F78秒0-34秒5-12秒0(一杯)。
追走した分もありアストラエンブレムに2馬身遅れたが、最後までしっかりと伸びた。仕上がりは悪くない。
ミッキースワロー
函館Wで5F65秒9-38秒1-12秒5(馬なり)。
テンから意欲的に運んで、力強い動きを披露。ラストも俊敏に反応していた。好気配。
マイスタイル
札幌ダートで6F80秒0-38秒5-13秒3(一杯)。
ラストは要したが、長めからしっかりと負荷をかけられ、上々の動き。状態は高いレベルで安定している。
スズカデヴィアス
函館Wで4F53秒7-39秒1-12秒8(一杯)。
全身を大きく使ってダイナミックに駆けた。気配の良さが目立っている。
ゴーフォザサミット
札幌芝で5F75秒0-42秒4-12秒3(馬なり)。
ミリオンドリームズ(2歳新馬)と併入した。軽めだったが、柔らかな脚さばきで気配は上々。仕上がりは良さそうだ。
クロコスミア
札幌ダートで5F67秒6-38秒3-12秒5(G強め)。
ゴール前で仕掛けられると鋭く反応した。札幌に入厩直後から8本の攻めを消化。日を追うごとに馬体が引き締まってきた。来週にサッと追えば9割は仕上がりそうな雰囲気。
函館Wで5F67秒9-38秒3-12秒4(一杯)。
久々を感じさせない力強い動きでクルークハイト(4歳500万下)に1秒1先着。順調にきている。
アストラエンブレム
札幌芝で6F78秒4-34秒3-11秒6(強め)。
サングレーザー(4歳OP)に2馬身先着。先行する形だったとはいえ、手応え優勢で軽快にフィニッシュした。好気配。
アイトーン
札幌ダートで5F67秒7-38秒0-12秒0(強め)。
ウィズワンアセント(4歳500万下)に2馬身半先着。キビキビと軽い身のこなしで軽快に先着を決めた。中間も入念で、仕上がりは良好。
今週も色々と情報をかき集め、研究した結果を週末UPする予定ではいますが、入院が長引いた場合には、UP出来ない事も有ります事、御了承願います。
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